筆者名はもちろんペンネームだ。
ERPパッケージが(日本)企業に合っていないわけでもない。
ERPパッケージに合わせて企業経営・統治のプロセスを変えるからこそERPなのです。
その意味で、既に活動している企業に合っているERPパッケージなどありゃしません。ERPパッケージに自らを合わせるのです。
何かを得るには費用以外にも代償が必要なのです。ただ、その何かがうれしいものであるかどうかは実際のところなってみないとわかりません。また、ERPインテグレーションの現場はこのような理想論の対極にあるわけです、が。
注:別に私はERP製品・ERPベンダー万歳というわけでは決してありません。ただ、だまされたくないだけです。
ERP に関するご指摘は、その通りと存じます。
「何もせず、金だけ出せば Happy になれる」わけでは決してないでしょう。
ERPに関してはおっしゃる通りだと思う.
で,良く知らないので教えて欲しいんだけど,つまりSAPを適用しようと思ったら,海外の企業だろうと日本企業だろうとSAPに合わせるために必要な業務プロセス,経営プロセスの改変の度合は同じ程度なの?
オレは,日本企業の方がはるかに改変の度合が高いと思ってました.
で,改変したくない企業はアドオン作りまくりで「なんのためにSAP入れたの?」状態になっているのかと.
↑あ,つまりオレが言いたいのは,やっぱりSAP(や他の有名ERPパケジ)は日本企業にあってないんじゃないの? ってことです.
代償がでかすぎると思う.
もっと日本企業に合った,代償のより少ないERPというものがあるんではないかと.
コンサルはそういう提案をすべきだよね.やみくもにSAPやらEBSを進めるんじゃなくて.
でも、使用していてユーザがとまどうのって導入1ヶ月位であるから、日本企業が導入したい内容が合っていた場合企業のほうがERPによっていくことも逆に大事なのでは?だからこそ導入するべきかという考察がメチャ必要だと思いますが。
SAPのカスタマイズとかいって、結局「ベンダの縛りが厳しいVB開発環境」になってしまってスクラッチよりもきつくなって納期が迫ってきて全国から人を集めたけどやっぱり間に合わなくて延期した、という例がすぐそこに。